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2017年1月 9日 (月)

7 精神余命

最近読み終わった本に心に残るものがありましたので記事にしました。1年が始まったばかりの時期に相応しくないかもしれませんが、とても大事なことのように思えましたのでUPしました。重い病気にかかり「余命何年」という言葉はよくお聞きになると思いますが、癌などの病気も薬や治療法で余命を伸ばすことができるようになりましたが、どうしようもない病気にアルツハイマー病や老人性痴呆症があります。自身では気にしないようでも、少しずつ記憶が途切れてゆき、最後は自分が誰かさえ分からなくなってゆきます。できることならば掛かりたくないですね。「精神余命」とは、この先自分が自分らしく生きられる期間の事だそうです。診察する側にとっても、進み具合は個人差があるのではっきりとは分からないそうですが、本の中では、おかしいと感じた主人公が、友人の精神科医に診察を受け、確実性には欠けるが、短く見て「精神余命は1年」と告げられます。現実的には、記憶が途切れるとか、何か思い出せないとしても自分から精神科へ来る人は稀だそうです。この主人公は、悩んだ末に、最悪の状態になる前に自殺を考えますが、それさえ忘れると考えます。この病気は、「昨日誰と食事した」と言う問いに何人かの名前を思い出せない状況から、食事をしたことを思い出せない状況になるそうです。最後に人間は、自分の思ったような死に方はできないということに思い至ります。自分も、昨年癌と言われたとき時は「末期癌まで苦しみながらは嫌だな」とか思いましたが、かといってどんな最後が望ましいのか分りませんが、最後まで自分でいたいと思います。

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