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2018年7月 5日 (木)

57 家紋 続器材紋

前回,十字架に似た轡紋をキリシタン信者が使うことによって広まったと記事にしましたが、家紋の中には神や仏、宗教などの仕来たりや考え方から用いられるようになった文様がほかにもあります。2018_0619_143700cimg0469

幣紋(神道の祭祀で用いる神具)、鈴紋、瓶子紋(神前に供える酒器)2018_0619_142152cimg0458、結綿紋2018_0619_143830cimg0472(真綿の中心を束ねて神前へ供えた)などは神具を象った文様。熨斗紋2018_0619_143546cimg0466の熨斗は元々「熨斗鮑」と言われ、江戸時代の分類では「貝紋」のなかで表されていた。鏡紋2018_0619_143144cimg0460は、三種の神器の1つである八咫鏡(神鏡)を象った文様である。

仏具を象ったものとしては、輪宝紋2018_0619_142020cimg0455(仏教のシンボル)、宝珠紋2018_0623_155408cimg0528、半鐘、丁盤紋2018_0703_153146cimg0567などがあります。こ丁盤は、中国から渡来した鉄や青銅製の雲の形をした板で「雲板」とも呼ばれます。この器材紋の中に「赤鳥」という変わった名前の紋がありますが、これは鳥ではなく、馬の垢を取る馬櫛紋のことですが、女性が使う櫛の汚れを取るためのものとも言われているようです。この紋は今川氏が馬印として使用して有名ですが、櫛の歯の数が通常(歯の数5本)の文様より多いのが特徴です。2018_0611_100342cimg0380

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